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みっちぃs` DIAMOND

みっちぃs` DIAMOND

クワガタの幼虫飼育について・・・






外国産かぶとに引き続き今度は
『国産・外国産クワガタの飼育』について書いてみようと思います。
もちろん、私の独断と偏見入りまくりですので~
個人で独断と偏見をすでにお持ちの方は読まなくても良いですぅ~(^^
(2004・7・18更新)チョコチョコ更新


~~~~~~~~~初めに~~~~~~~


初令幼虫とは、よく耳にする言葉ですが、要するに『産まれて間もない赤ちゃん幼虫』
クワガタ・カブトは。。。初令~2令~3令~前蛹~蛹~羽化と成長します。
初令で購入する場合のメリットは。。。
1、価格が安い。
2、頭数が手に入る。
3、最初から自分が思うように飼育できる。
4、大型が狙いやすい(?)

初令で購入する場合のデメリットは。。。
1、落ちやすい。
2、♂♀判別が困難な為3頭以上飼育する必要がある。
3、羽化までに時間がかかる。

どちらにしてもブリードする方の考え一つですが、参考までに(^^


~~~~~~~~~初令幼虫~~~~~~~


オオクワガタは国産・外国産共に1頭1つのお部屋です。
かぶとに比べるとチョット贅沢ですかね~(^^;
でも、小さいお部屋ですからおおめに見て下さいね~♪

飼育方法としては2つ。菌糸管理・マット管理があります。



~~~~~~~~お店選び~~~~~~



菌糸瓶はショップさん・ホームセンターに置いてありますが
菌糸も生き物ですから新鮮な物が良いです。と言っても分かりずらい(--;
”良く流行っているお店!””品揃えが豊富でくる度に補充されているお店”
がやはり良いと思います。八百屋さん状態ですね~(^^
それと、気をつけて頂きたいのが『通年菌糸が手に入るか?』と言う点です。
ホームセンターでも、夏場しかクワカブ用品を置いていない所は困ります。。。
夏よりは盛んじゃないですが瓶交換は2~3ヶ月前後に1度必要です。
(温度管理する場合は特に必要です。)

カブトの方でも説明しましたが幼虫達は与えられていた”ご飯”が変わると
とても大変なんです~(--;
”新しいご飯”に痩せる思いをして慣れようとします。。。
サイズダウンする事も~。(羨ましい??(--;失礼・・・)
希ですが、お口に合わない時は絶食して抗議する場合もあり(^^;
要するに何時も同じご飯を飽きもしないで食べる!おりこうな子です。
誰かさんみたいに”えー!またこれぇ~?(--;”などとは言いません(^^
購入する前にお店を検討して下さいね。
今は菌糸瓶も1本から注文できる通販ショップさんも多いのでこだわりのお店をチョイス!
って言うのも良いかもです。

購入したら1日飼育予定の場所で保管してから幼虫の引越しをして下さいね~
振動・刺激により、ガスを出す場合もあるからです。

~~~~~~~菌糸選び~~~~~



状態としては白く均等に菌が回っている事。
瓶・容器の淵に水がたまっていない事。(ちと古いかな。)
瓶・容器と菌糸の間に隙間がない事。(これもちと古い。)
まずあまり無いと思いますが参考までに~(^^

ガラス瓶・・・お高い。中の様子がよく見える。温度変化が少ない。

ポリ容器・・・半透明なのでガラス瓶より多少観察しにくい。
部屋の温度が高いと容器も温まり温度が幾分上がりやすい。
一般的に使い捨て扱いなので多少お安い。

お財布と飼育環境にあわせてお選び下さいね~(^^

初令購入の場合、最初は450cc位の瓶に。
あきらかに頭が大きく立派そうな子はたいてい♂なので600~1000cc位の瓶に
(♂♀判別の仕方はだいたいの本に記載されていますからここでは触れません)
プラボトルは800ccが多いです。



~~~~~~~~~引越し~~~~~~~



幼虫を入れる場合はまず、菌糸の上の方の白い部分を削って幼虫が入っていた土ごと
(全部入れる必要はないです)瓶に入れてあげて下さいね。
理由はカブトの飼育の引越しの欄にありますのでご覧下さ~い(^^;

幼虫は最初、古い土の所に居ます。そのうち新しい菌糸の方にもぐっていきます。
2,3日たって食痕(食べた跡)が確認出来ればOKです。
(白い菌糸の中に茶色・黄土色の(柄?)幼虫が通ったラインが出ます)


~~~~~~~~~交換のタイミング~~~~~~~~



引越し後、1~2ヶ月経った頃、茶色い(黄土色)部分が半分位になった頃が変え時です。
結構もったいないからもう少し~(^^;
な~んてほかっておきたい気持ちは大いに分かりますが(^^;
幼虫はあまり上の方まで食べに来ません。
餓死しそうな場合・酸欠で下まで潜れない時のみです(^^;
容器の上1/3は乾燥を防ぐ為にある様なもので、贅沢かもしれませんが思い切って交換しましょう(^_-)☆
カブトを飼育されている方はダニ・コバエなどが発生していない事を確かめて
カブトのケースの淵を掘り、瓶からスプーンなどでほじくって菌糸の食べかすを入れてあげると
とても喜びます。育ちも良いです!かといって新しい菌糸をあげる様な贅沢は敵です(^^)
後は、カブトの糞もそうですが、花壇・畑などに埋め込んであげると良い堆肥になります(^^)/^
有効利用しましょうね!



~~~~~~~~~~~菌糸交換~~~~~~~~~


まず前日までに次に入る『新しい菌糸瓶』を用意しておきます。
鬢が狭そうなら大きめの瓶を用意します。さほどでもなければ同じ大きさで
私は何時も隣に並べておき翌日時間が出来た時に交換します(^^;

まず、幼虫が何処に居るか確認します。
ティースプーンのロング版を使い(100均です(^^;)上の白い菌糸を取り出します。
幼虫が見えたら”優しく”スプーンで取り出します。
見えないようなら優しく土を退けていきます。
くれぐれもザクザクしないで下さいね(^_-)☆
幼虫もザクザクになりますぅ~(~_~)
とにかく幼虫はプニョプニョ柔らかいです。少しの傷でも命取りになりま~す。
幼虫が居た茶色い(黄土色)のウンチ交じりの土を新しい菌糸瓶の表面を削った上に置きます。
その上に幼虫を置いてあげます。
そのうち潜り始めますので、しっかり蓋をせず、コバエが入らない程度に蓋をずらして
そのまま潜りきるまで放置して下さいね(少しお時間かかります(^^;)
潜ったようならしっかり蓋をしていつもの場所に(^_-)☆



~~~~~~~~~~蛹室・前蛹~~~~~~~


幼虫が空洞を作りその回りをウンチを塗りながら固めていきます。
空洞の周りはべたべたしていてガラスに面している所はとても綺麗に掃除されている場合が多いです。
幼虫にとってはとても重労働で、途中で壊されたらまた1からけなげにやり直し(--;
そのおかげでダイエットです!(^^;
出来るだけ負担をかけないように菌糸交換のタイミングを図りましょう!
ただ、底に部屋を作り始めたら瓶を逆さに置いてあげて下さいね。
酸欠と、水分が溜まって羽化不全になるのを避けるためです(^^;


幼虫は部屋が完成するとごろりと寝転がりジーッとしています。
それを見て・・死んじゃった!弱っちゃった!と揺すりまくるとそれこそ弱ります(^^;
チョット落ち着いて観察して下さい。
白くてだんだんシワシワに(ちりめん皺の様)なる様なら心配なし!(^^
(死んでしまう時は真っ黒になりますm(*_ _)m)
最初は丸まっていますが、だんだんまっすぐに伸びてきて仰向けになります
とにかく触らない・揺すらない事です。
大きさにもよりますが2週間~1ヶ月位でクリスタルな蛹が誕生です(^_-)☆
ガラス細工のようなとても繊細で綺麗な蛹は今まで見た事ない位素敵でした
ただ、蛹になって1時間位の間しかこの輝きは見られません(^^;
だんだん黄色っぽいお馴染みの色になり外部刺激から身を守る為でしょう。

希に真ん中に作っていて外から分からずほじくり出したらシワシワの前蛹・蛹だったりして・・・(^^;
そんな場合は落ち着いて~
まず、壊してしまった蛹室は蛹が出せるだけ綺麗に上の部分をとる。
蛹をスプーンでそっと取り出す。
蛹室に入り込んだ土・脱皮した皮などを取り出して、部屋を空にする。
蛹を出した方向に(右がシッポなら右に)戻す。
そっと蓋をして出来上がりです(^_-)☆

破壊してしまった場合はティッシュを湿らせてさあ遊びましょう~♪(--;失礼)
プリンカップ・ミニケースなど蓋が出来る物を用意して蛹を観察~
その子の幅に合わせて楕円形のティッシュのおわんを作りま~す
(おわんの様に底は少し湾曲してね(^^; 神経質にならずに楽しんでね) 幅が大きいと手を滑らせ転倒して羽が閉じなかったり羽化不全の原因になりますので気をつけて(^^
羽を伸ばすので、羽化した大きさ+2~3cm位が良いかと思います。
あまりベタベタでは羽化不全の原因になりますので最初は堅めに絞ったティッシュで。
3日おき位に霧吹きで蛹をベタベタにしない様に加水して下さいね。


~~~~~~~~~~羽化~~~~~~~~



蛹になってその子により1~2ヶ月程で羽化します。
2週間・1ヶ月・1ヵ月半・・・黄色~山吹色~褐色~こげ茶色となります
こげ茶色になったらもう数日のうちに羽化します。
仰向けだった蛹がうつ伏せになり羽化スタートです。
見たいのは分かりますがこの時振動を与えて転んでしまったら。。。(--;
我慢も大切です(^^;
無事羽化が終わり、羽もしっかり収まるまで1日前後。
羽が収まっても白いお尻が収まるまではもう数日かかります。
羽化からだいたい1ヶ月前後は蛹室の中で寝転がったり仰向けになったりして
自分の体を固めるのに専念します。好きにさせてあげて下さいね(^^
ご飯はまだ食べられませんので餓死する事はありません。



~~~~~~~~~~~割り出し~~~~~~~



1ヶ月ほど経ち、中の子のお腹の辺りが真っ黒になれば割り出しOKです。
(見えなくてもだいたい羽化確認から1ヶ月経っていれば大丈夫でしょう(^^)
幼虫の瓶交換と同じく慎重にスプーンで取り出します。
ここでザクザクすると成虫が2つになる場合もありますので気をつけて(^^;



~~~~~~~~~~新成虫~~~~~~~



取り出した成虫は飼育ケースに1頭ずつ管理します。

湿らせたマット・転倒防止用の産卵材のカス・材の皮などをひいて下さい。
どうしても無ければ割り箸なんかでも代用できますが、神社などで細い倒木を頂いてきても良いですね。
このときまだゼリーは食べない事が多いのですがその子によって分かりません。
もったいないと思うかもですがゼリーを忘れず入れておいて下さいね。

数日おきに霧吹きで加水して様子を見てあげて下さいね
(ほじくり出さなくても良いです(^^;)

羽化日・だいたいの時期○月○旬羽化など記載する事をお勧めします。
お嫁さん・お婿さんをもらう時期のめあすになるからです。





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